立春とは申しますが、まだまだ寒さ厳しき日が続いております。工場長の栗原です。
3月末の工期に向け、空調機、照明器具の取付、内装工事などピッチを上げて行っています。ここまで、無事故できているので最後まで注意していきます。
また、竣工させるのも大事ですが、竣工後の工場運営が本当の仕事です。頑張ります。
工場長が多忙に付き、東京オフィスよりお届け致します。
さて今回は趣旨を変えて植物工場の設計についてお話し致します。
最近ではスーパーやレストランなどでも植物工場産の野菜が当たり前に売られるようになっていますが、露地物と比べてどんな特徴があるのでしょうか?
露地物のイメージは土が付いている、農薬を使っている、味が濃い、力強いなどでしょうか。
植物工場産の場合は清潔、旬がない(いつでも旬のおいしさ)、苦味が少ないなどですよね。
いつでも旬のおいしさを味わえる植物工場産の野菜ですが、これを作り出すには工夫があります。
例えば野菜に風を当てないとうまく大きくならなかったりします。野菜は自然の中で育っているから、やっぱり自然に近い環境でないとうまく育たないのかも知れませんね…
とはいえ野菜にとっても自然の中で欲しい要素といらない要素があるハズ。設計に当たってはその要素を選別することが重要になってきます。
ただ野菜もいろいろ、好む環境もいろいろです。成長の段階で環境も変えてあげる。野菜にやさしい環境づくりを目指すことが良い野菜を育てることにつながる気がします。
野菜の気持ちになりながら設計を進めるアグリチームよりお届けしました。